必要な持ち物や予約を忘れずに

心療内科への受診を決めたら、必要な持ち物を確認しておきましょう。初めて心療内科を利用するとなると身構えてしまいそうなものですが、受診の流れは一般的な内科とあまり変わりません。まずは基本的な持ち物、病院の診察に欠かせない「保険証」を準備してください。さらに体調不良などで服用中の薬がある場合は、「お薬手帳」も忘れずに持参しましょう。

受診の際は、自分の症状を書き記したメモを作っておくことも大切です。あらかじめメモを用意しておくことで、初めての受診で緊張している人でも、相談したかったことを忘れずにきちんと伝えることができるからです。また、予約が必要な心療内科を受診する場合は、電話やオンラインで事前に予約を必ず入れておきましょう。

自分の症状や状態を的確に伝えることが大切

診察時間が思ったよりも短いと、自分の症状や状態をうまく伝えることができない可能性もあります。症状をまとめたメモを持参する場合は、不眠や食欲不振など、自分がとても困っていること、不安に思っていることがなるべくひと目で分かるように書き込んでおきましょう。

自分の症状をうまく列挙できない場合は、うつ病やストレスの度合いを自己診断できる、セルフチェックシートの診断項目を参考にしてみるのも手です。受診しようと決めた心療内科のホームページにセルフチェックシートがあれば、診断項目や診断結果を印刷して持参するのも良いですね。問診で的確に自分の症状を伝えることができれば、スムーズに治療の準備に取りかかることができるでしょう。